ビザ更新の戦い、再び。
2008年 04月 01日
今ふつふつと煮えたぎる、この怒りの矛先をブログへ向けてしまおうと、今回は今日あったとある出来事を記事に書きます。運転免許のつづきは近いうちに必ず書きますので、こうご期待。
私の滞在許可証は学業目的なので、私はそれを1年ごとに更新しなくてはならない。
来たよ、今年も。
あの例の手紙が。
「あなたの滞在期限がもうじき切れるので、ビザを更新したい場合は、同封の書類を記入して、ビザの切れる二週間前までにそれを管轄のお役所に持ってきてください。」
去年ビザ更新をしたときはかなりスムーズに行ったので、私はなんの心配もなく、必要事項を記入した書類を持って、お役所へ向かった。
送られてきた手紙には、毎回同じなのだが、今回こうして提出しなければならない書類しか入っておらず、私はただその書類を窓口に提出しなければならないだけのはずだった。
外国人局は近年、きれいな建物に引越しをした。
窓口は計ふたつで、私の前には既に先客が一人いた。
もうひとつの窓口は閉ざされていた。
私がしばらく待っていると、その閉ざされていた窓口に女性が現れた。
その女性はガラス越しに、ティッシュでハナクソをほじりながら私の方を見ていた。
堂々と人の前で鼻をほるなんて、こっちもなめられたもんだとは思いつつ、とりあえず私はその窓口へ向かった。
「あの、この書類を提出しに来たんですけど...。」
私は手紙に同封されていた書類を差し出した。
「滞在許可証は持ってきていますか?」
はなくそばばあは私に聞いた。
私はそれを持ってきていたので、言われるがままに提出した。
「在学証明書は持ってきていますか?」
持ってきてねぇよ!
・・・ってか、そんなの持って来いなんて手紙には一言も書いてなかったし!
ついでに言えば、滞在許可証を持って来いとも書かれてはいなかったがな。
念のために持ってきてはいたのだ、ビザは。
「え・・・。持ってきていません。」
「それでは滞在許可延長の申請は認められません。」
はなくそばばはそう言うと、さっき提出した滞在許可証と書類を突き返してきた。
なんだか知らないが、私は頭がかっとなってきていた。
「あの、でも今はとりあえず学生証ならあるんですが。」
私はいつも財布にしまってある学生証を取り出した。
この学生証は今学期から新しくなって、毎学期、それ専用の機械を使って学期登録をする。
学期登録をすると、学生証に、何年何月何日までこの学生証が有効なのかが書かれる仕組みになっている。
スイスの大学はどこでも、在学は一学期ごとの更新なのだ。
(ちなみにスイスは二学期制である。)
私の学生証を見たはなくそばばあは、するとこう言った。
「でもこの学生証、あと半年で切れるじゃない。」
・・・またおんなじ事を言うか、このはなくそばばあ!
以前ビザ更新で嫌な思いをした際の受付のおばはんも、同じ事を口にしていた。
「スイスの大学では一度に一年分も学期登録はできないんです!それはもうずっと変わらず同じなんですけど!」
私の頭の中は真っ赤に熱く充血していた。
「でも他の人はちゃんと一年有効な書類を持ってきてるのよ。あなたはただの学業でスイスにいるんでしょ?」
なんだ、その言い方は!
「ただの学業」とはなんだ、「ただの学業」とは!
学業は立派な滞在目的だ、このはなくそばばあ!
しかも手紙の書類には書類提出の際に他の書類がいるなんてちっとも書いてねぇよ!
要るなら最初から言うなり書くなりしやがれ、このはなくそばばあ!
「半年以上も大学に在籍することを前もって証明なんか、できません!!!スイスの大学はどこでも半年ごとに学期登録しなければいけないんです!!!」
「まぁ、いいわ。とりあえず書類は受理しときますから。じゃ、それでは。」
「さよならっ!」
私はそそくさと、それはもう文字通りにそそくさと、その場を離れた。
家に帰って、確か前にもこんなに嫌な気持ちになったことがあったと思い出し、過去記事を見てみたら、やっぱりそうだった。
今回のはなくそばばあは、あのときのおばばと同一人物だった。
(過去記事はこちら:)
ビザ更新 -その1
ビザ更新 -その2
ビザ更新 -その3
しかも同じような問答。
はぁ。
今年もうまくビザ更新になりますように...。
ちなみに去年は若い女性で、持ってきていた書類を提出するだけで、今回みたいに他の書類の提出とかなんだかって要求はしてこなかった。
はなくそもほってなかった。
今回の記事はコトバ悪いけど、でもこんな風に私のこころは荒れ狂ったのでした。
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煮物
私の滞在許可証は学業目的なので、私はそれを1年ごとに更新しなくてはならない。
来たよ、今年も。
あの例の手紙が。
「あなたの滞在期限がもうじき切れるので、ビザを更新したい場合は、同封の書類を記入して、ビザの切れる二週間前までにそれを管轄のお役所に持ってきてください。」
去年ビザ更新をしたときはかなりスムーズに行ったので、私はなんの心配もなく、必要事項を記入した書類を持って、お役所へ向かった。
送られてきた手紙には、毎回同じなのだが、今回こうして提出しなければならない書類しか入っておらず、私はただその書類を窓口に提出しなければならないだけのはずだった。
外国人局は近年、きれいな建物に引越しをした。
窓口は計ふたつで、私の前には既に先客が一人いた。
もうひとつの窓口は閉ざされていた。
私がしばらく待っていると、その閉ざされていた窓口に女性が現れた。
その女性はガラス越しに、ティッシュでハナクソをほじりながら私の方を見ていた。
堂々と人の前で鼻をほるなんて、こっちもなめられたもんだとは思いつつ、とりあえず私はその窓口へ向かった。
「あの、この書類を提出しに来たんですけど...。」
私は手紙に同封されていた書類を差し出した。
「滞在許可証は持ってきていますか?」
はなくそばばあは私に聞いた。
私はそれを持ってきていたので、言われるがままに提出した。
「在学証明書は持ってきていますか?」
持ってきてねぇよ!
・・・ってか、そんなの持って来いなんて手紙には一言も書いてなかったし!
ついでに言えば、滞在許可証を持って来いとも書かれてはいなかったがな。
念のために持ってきてはいたのだ、ビザは。
「え・・・。持ってきていません。」
「それでは滞在許可延長の申請は認められません。」
はなくそばばはそう言うと、さっき提出した滞在許可証と書類を突き返してきた。
なんだか知らないが、私は頭がかっとなってきていた。
「あの、でも今はとりあえず学生証ならあるんですが。」
私はいつも財布にしまってある学生証を取り出した。
この学生証は今学期から新しくなって、毎学期、それ専用の機械を使って学期登録をする。
学期登録をすると、学生証に、何年何月何日までこの学生証が有効なのかが書かれる仕組みになっている。
スイスの大学はどこでも、在学は一学期ごとの更新なのだ。
(ちなみにスイスは二学期制である。)
私の学生証を見たはなくそばばあは、するとこう言った。
「でもこの学生証、あと半年で切れるじゃない。」
・・・またおんなじ事を言うか、このはなくそばばあ!
以前ビザ更新で嫌な思いをした際の受付のおばはんも、同じ事を口にしていた。
「スイスの大学では一度に一年分も学期登録はできないんです!それはもうずっと変わらず同じなんですけど!」
私の頭の中は真っ赤に熱く充血していた。
「でも他の人はちゃんと一年有効な書類を持ってきてるのよ。あなたはただの学業でスイスにいるんでしょ?」
なんだ、その言い方は!
「ただの学業」とはなんだ、「ただの学業」とは!
学業は立派な滞在目的だ、このはなくそばばあ!
しかも手紙の書類には書類提出の際に他の書類がいるなんてちっとも書いてねぇよ!
要るなら最初から言うなり書くなりしやがれ、このはなくそばばあ!
「半年以上も大学に在籍することを前もって証明なんか、できません!!!スイスの大学はどこでも半年ごとに学期登録しなければいけないんです!!!」
「まぁ、いいわ。とりあえず書類は受理しときますから。じゃ、それでは。」
「さよならっ!」
私はそそくさと、それはもう文字通りにそそくさと、その場を離れた。
家に帰って、確か前にもこんなに嫌な気持ちになったことがあったと思い出し、過去記事を見てみたら、やっぱりそうだった。
今回のはなくそばばあは、あのときのおばばと同一人物だった。
(過去記事はこちら:)
ビザ更新 -その1
ビザ更新 -その2
ビザ更新 -その3
しかも同じような問答。
はぁ。
今年もうまくビザ更新になりますように...。
ちなみに去年は若い女性で、持ってきていた書類を提出するだけで、今回みたいに他の書類の提出とかなんだかって要求はしてこなかった。
はなくそもほってなかった。
今回の記事はコトバ悪いけど、でもこんな風に私のこころは荒れ狂ったのでした。
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by schuhschnabell
| 2008-04-01 22:28
| 文化