チューリヒ大学に留学中の周シュナーベルです。このブログではスイスに関する無駄(?)知識や私の大学生活を紹介します。


by schuhschnabell

学生観察

最近スイスは多少暖かくなって、最高気温は5度以上10度以下って感じなので、まだ秋の余韻が残っている今日この頃です。日本は北日本で大雪らしいですね。スイスでも日本でも、みなさんお体にはお気をつけて。





今日は朝8時00分から夕方16時20分まで続く、とあるセミナーの論文発表会、前半であった。



眠気まなこで私は5時半に起床、6時半の電車に揺られていざチューリヒへ。



電車の中でうたた寝するのは日本人ぐらいかと思いきや、周りを見渡せば半数以上が眠りこけていた。







今日はなぜか、実に人間観察が面白い日だった。



論文発表会はその名の通り、学生が各自執筆した論文をそれぞれ発表するというもの。



私は眠くて集中力が欠けており、脳にインプットされるのは、発表内容というよりは、発表する学生のあふれんばかりの個性だった。







白人や黄色人やらインド人やら、顔形はそれぞれ違うけれども、でも、「あ、このガイジン、日本人のOOに似てる!」ということは多々ある。



とある女子学生が教壇に立ち、発表を行う。



名前から、どうやらトルコ系の学生らしい。











彼女の顔を見つめると、なぜだかふとあのグルメレポーターを思い出した。



そうだ!



彦麻呂だ!









その後次々と個性あふれる学生達が各々発表していったのだが、今度はある男子学生がスイスの某有名人に結構似ていた。











眼鏡をかけた、ロジャーフェデラーである。







他にも顔立ちが大変特徴的な学生達が続々と登場していったのだが、いかんせん、私の画力ではその素晴らしさを少しも引き出せない。残念だ。







今回の発表会は参加人数がはんぱでなく多いので、発表の順番は分刻みだった。



なので、中にはこんな学生も登場した。





司会が次の発表者の名前を言う前に、その学生はズンズンと勢い良く教壇に立ち、すぐさま発表を始めた。



それを見た他の学生が、とまどいながら、司会に小声で何かを話している。



司会はきまずそうに、淡々と発表を続けるその学生に言った。













どっと笑いに包まれる教室。



顔を真っ赤にさせながら、その男子学生は「あ~、まちがっちゃった。」と恥ずかしそうに、でもなぜか少し堂々と、教壇を離れた。





恥ずかしそうにしながらも、冷静を装って着席した彼。



もし私が彼の立場だったら...と考えると、彼のその冷静沈着な振る舞いにあっぱれである。











もしそれが私だったら、ロケットにくくりつけられて、星の彼方へ飛ばして欲しいこと必至である。







私の発表は、次回の後半。



なるようになれだ。







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# by schuhschnabell | 2007-11-23 22:37 | 大学生活

食料輸入規制(怒)

地獄の5月、6月がついに過ぎ去り、待ち遠しかった夏休みについに突入!



一ヶ月以上更新しなかったため、周の体の具合を気にかけてくださった読者のみなさん、どうもご無沙汰しておりました。



今学期は特に6月、つまり学期末の月が試験やら論文提出やら発表会やらのオンパレードで、体調を崩しながらもやるべきことはやり遂げた次第であります。



ストレスは本当に、体に毒です。



私の場合、学業に加えて私生活でも爆発しそうなぐらいのストレスを受けることが度々があったため、自律神経だかホルモンバランスだか知りませんが、何かのバランスがおかしくなった感じです。



ここ2ヶ月以上37度以下に熱が下がらないのです。



しかもその熱、絶対37度6分以上には上がらない。



病気でベッドでずっと横になるほど体調が悪いわけでもないけど、なんだか体がちょっと熱っぽい。



風邪も免疫力低下のためか、しょっちゅう引いている状態です。



はっきりいって、やっかいです。



一番のストレスの原因だった大学ももう夏休みに入ったので、私の体の状態も上向きになるはずなんですが、まだまだ心にも体にも休養が必要みたいです。



大学の話はぼちぼち記事にしていこうかと思います。



読者のみなさんも、ストレスを甘く見ないで、ご自愛ください。







余談ですが、前回の記事の学食メニュー、無料で大盛りにしてもらうこともできます。



「今週のヒット」はおよそ550円ぐらいです。







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スイスに在住の方はもうご存知かもしれないが、2007年7月1日から非EU及び非EFTA諸国以外の国からの動物性食品を含む食料の、スイス国内への持込が禁止されることになった!



(参考:Nachrichten.ch 独語)





動物性食品、つまり肉類、動物性油脂、牛乳、はちみつ、魚類などの含まれた食べ物は、税関で没収の対象となったのだ。



規制導入の理由は、「非EU諸国でBSEやら鳥インフルエンザがよく起きてるから」だって!







・・・っていうか、ドイツでもイギリスでも、ましてやスイスでだってBSEも鳥インフルエンザも起きてるじゃんかぁっ!!!






なんなの、このEU至上主義?



なに?プチ鎖国?



鳥インフルエンザが今起きているドイツから食料品は今までどおりスイスに持ち込んでもいいけど、日本からはミルクチョコレートすら持ち込んじゃだめだって?



チョコに牛乳入ってるからって?



保護貿易主義もここまで不合理だとあきれるね!







この規制導入したあんたたち、頭おっかしーんじゃないの?!!!!








えぇ、えぇ、確かに日本は外国からの輸入に関してはものすっごく関税やら規制やらが掛かっていて、例えば医薬品は日本のものより外国のものの方が認可下りるのがひどく厳しいってよく聞くけどね。



コメだって日本はいまだにすっごく高く関税かけたりしてるけどね。



だからってさ、なんで日本のポッキーはスイスに持ち込んじゃダメで、ポーランドやらスペインやらからスイスにチョコ持ち込んでもいいの?



っていうかさ、そもそもチョコから狂牛病とか鳥インフルエンザ発生するの?



カレーやシチューのルーや、鰹節から疫病が発生するってーの?







EUのばかやろー!お役所主義もいい加減にしやがれ!



スイスもEUにほいほい追随してんじゃねー!!!












ムキーーーーーー!!!







ちなみにこれは、チューリヒ中央駅にあるとあるショーウィンドーの飾り。









すし屋がここに8月オープンするらしい。











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# by schuhschnabell | 2007-07-05 22:54 | ニュース

家族

4月はこれで計2回の更新だぜ...!くっ...無念。

こんなに少ない更新なのに見に来てくださる方がいるのはなんと頼もしいことか。感謝感激。

みなさんのコメントも温かく、嬉しいです。



うさぎは耳もっちゃいけませんよね。自分も耳つかまれたら痛いし。

最近私は自分で飼っているうさぎから、あのVの字の鼻でたまに鼻水っぽいのを擦りつけられる今日この頃です。



++++++++++++



先日、母からメールが来た。



「ちょっとだけど食料品送るね。」





おぉ、嬉しい。



早速ありがとうと返信したが、返信後受信メール欄を見ると、送ったはずのメールがあて先人不明とのことで戻ってきてしまった。



その後で何度かまた母にメールを送ろうと試みたが、まったく送れずじまいに終わった。



なんでだろう。



ふむ、こうなったら電話しかないか。



少し緊張しながら、国際電話番号をくっつけて、実家の電話番号をダイヤルする。



なぜ緊張してしまったかというと、ほぼ一年全く家に電話をかけなかったからだ。



去年の春休みにおよそ三週間帰国し、スイスにまた戻ってきてから一度だけ家に電話をしたきり、母の声を聞くことは一度もなかった。



その一度きりの電話だって、無事スイスに着いたよっていうのを知らせるだけだった。



だから、母と話すのは本当に一年ぶりぐらいだった。



電話をしようと思えばいつでも出来るんだけれど、メールの方が時差の時間を気にしなくてよくて便利だし、電話で直に話すのが面倒くさかったし、そして何より、照れくさかった。







トゥルルルル・・・



トゥルルルル・・・



トゥルルルル・・・





「はい、もしもし。」



「あ、お母さん?シュナーベルだけど...」



「あら、シュナちゃん~。ひさしぶりだねぇ~...。」





電話の声が母だとわかった瞬間、ほっとした。



もし電話に出たのが父だったら、何を言えばいいのかよくわからなかったと思う。



思春期の頃に父との関係がギクシャクして以来、私は父との会話をほとんど必要最低限で済ましてしまっていた。



だから、父が何か尋ねてきても、父と話すのが面倒くさくて、私は低いトーンで、ただぶっきらぼうに答えるだけで精一杯だった。



もし父が電話に出ていたら、「あ、お父さん、元気?」とまずお決まりの台詞を言い、「今、お母さん、いる?」とすぐ電話を交代させたかもしれない。



もちろん、声を低くして。



なんなんだろうね、この娘の心境は。



自分でもよくわかんないよ。







電話に出たのが母だとわかると、私は早速、メールを送っても送り返されてしまうことを告げた。



母は着信拒否設定の際に、誤って私のメルアドも着信拒否リストに入れたかもしれないと言い、後日ドコモショップで聞いてくると言った。



自分で設定を直せないらしい。



その後、話は母が最近購入したと言うニンテンドーDSのことになった。



母が購入したソフトは、今話題の「脳を鍛える」計算ゲームだった。





「ボケ防止にいいかと思って。あはは。」





母の朗らかな笑い声が懐かしかった。





お母さん、そういうのやっても、ボケ防止にはあんまり効かないってこの前聞いたよ。



ボケはなる時はなるし、ならない時はならないんだってさ。



どんなに頭の良い数学者だって、アルツハイマーになることだってあるしさ。



でもまぁ、お母さんが楽しんでるならいいや。





私は「頑張ってるねぇ」とだけ言って、母の楽しみを損なうようなことを言うのは控えた。



母は、父が最近プレステ2を購入し、その際ドラクエを買ってきたと言った。





「お父さん、ドラクエ8をこの前買ってきたんだけどさ、ついでに攻略本上下巻も買ってきてんだよ。」





高らかな声で母は笑った。





「え~!攻略本も買ってきたんだ!やっぱりお父さんだな。」





私もおかしくて、一緒に笑った。



懐かしくておかしくて、そして安心感が心を満たした。



私はすぐに、父がドラクエ3を買ってきたときのことを思い出した。



ドラクエ3は、父が初めて買ってきたファミコンソフトで、少し遠くの電化製品店で予約までして購入したソフトだった。



予約をしたといっても、ドラクエ3は当時は爆発的人気で、予約数も半端ではなかったため、発売開始日から数日待たないと買えなかった。



父はドラクエ3をようやく入手した後、こっそりとゲーム攻略本上下巻を買ってきていたのだった。





「ドラクエ7も買ってやってるんだけどさ、お父さん、わかんないところがあるとお母さんに聞いてくんのよ。パート先のお姉さんがね、ゲームに詳しいって、前にお父さんに言ったら、その人に聞いて来いっていうのうよ。お母さん、あんまりわかんないのに、そのお姉さんにドラクエ7のあそこはどうすればいいのかって聞かなきゃなんないのよ。」





母は爆笑しながら話した。





「なんか、お父さん、どっかの場所で十字を切らなきゃいけないって、インターネットで自分で調べて見つけたんだって。十字を切った後に階段が出てくるらしいんだけど、でもいくらやっても出てこなくてさ。」



「あ、それ、どっかの塔みたいなところじゃない?なんか細い通路かなんかを通るヤツ?」





私はドラクエシリーズは1を除いて全て攻略したことがあるので、母が言っている場面がなんとなく思い出された。





「ん?あ、そう、そう。それを私に聞いて来いっていうんだよ。そしたらさぁ、そのお姉さん、親切に、写メールでその十字を切る場面を私に送って来てくれたんだよ!そんでお父さんに見せてやったらさ、あれ、これ2階じゃねぇじゃねぇかってびっくりしてんのよ。今までお父さん、ずっと二階で十字切ってて、階段出てこねぇなぁ、出てこねぇなぁっていってんだもん。」



「そういえば、お父さんって今家にいるの?」



「うん、居間で一人こもってドラクエやってるよ。」





お父さん、ウケル...。





実家はいつもどおり平穏で、母は「脳を鍛える」トレーニングをして、テレビを見ながらソファーに横になればすぐに居眠りしちゃうし、父はドラクエをやって、酒が大好きで、たまに下痢をする。



「いつもどおり」ってことが、すごくありがたかった。



いろいろ話してくれた母は、いつもどおり元気で、声が優しかった。



お母さんって、優しいよね。本当に優しくて、今更ながらビックリしちゃったよ。



でも面と向かって、「お母さんって優しいね」なんて恥ずかしくて言えないけどね。



実家で暮らしていた時は、クソババァなんて心の中で呼んでみたりしたこともあったけど、離れて暮らしてみて、よくわかった。



うちの家族って本当はすごく温かくて、素敵なんだなって。









今回は絵なしでござる。

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# by schuhschnabell | 2007-04-30 22:40 | 思い出

すずめ

前回の記事はやけに長いにもかかわらず、私と一緒に誤訳ワールドを楽しんでくれた読者のみなさん、ありがとう!



あぁ、町子さん、か、買うんですか、あの辞書を...!もし対訳がちゃんとしているのがよかったら、スイスドイツ語対高ドイツ語編か、対英語編をお勧めします。



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ドイツ語でも英語でも日本語でも何でも、私はたまにオヤジギャグがひらめく。



オヤジギャグ、いわば素晴らしき駄洒落の世界。



今回は私が作った、ドイツ語と日本語のだじゃれのコラボレーションを紹介したいと思う。



だじゃれの苦手なあなたは、寒さ対策をしっかりとすることをお勧めする。









今回のだじゃれ単語は「すずめ」である。











ドイツ語で「すずめ」は「Spatz(シュパッツ)」という。











































































画面の前のあなたは薄笑いをしているのだろうか、それとも悪寒がしているのだろうか。



まただじゃれを思いついたら記事にしようと思う。



誰かいいだじゃれを持っている方、非公開コメントかメールでこっそり教えてください。良い記事書きまっせ。(たぶん)。







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# by schuhschnabell | 2007-03-21 22:36 | だじゃれ

気になるお値段



(チューリヒ大学本校舎。若干色が違うところがあるかも。)





チューリヒ大学では、学期末に来学期登録の申し込みをする。



申し込み後一ヶ月ぐらいで、来学期分の授業料振込用紙が各家庭に送られてくる。



授業料を振り込むと、数週間後に来学期用の学生証が届く。







さて、気になる授業料はいくらでしょう?







先日送られてきた、来学期用の授業料振込用紙にはこう書いてあった。







授業料: 740フラン。



そのほかに義務で支払わなくてはいけないお金、合わせて: 49フラン。





計: 789フラン、日本円にして73820円。(現在の為替で)







つまり約7万4千円。



二学期分、つまり一年間にかかる大学の授業料はおよそ15万円ほどだ。



日本の国立大学に比べるとひどく安い。



(今は国立大学ってないんだっけ?確か法人になったんだっけ?)



先学期かもっと前だと、授業料以外に義務で払わなくてはいけないお金が安かった気がする。



授業料を上げると、貧しい学生がかわいそうだとかでものすごい学生からの反発があったりするので、大学側はおそらくこういう形で間接的に授業料を上げたのかもしれない。









ドイツの大学もこんな感じで授業料が安いらしく、私の日本での学友でドイツに1年かそれ以上長く留学する人が結構いた。



日本で一人暮らししている学生にはドイツやスイスの大学は金銭的に魅力的かもしれない。



私も日本で学生していたときは、一年ぐらい長くドイツに留学したかった。



だけど金銭的に自宅から通えるところじゃないと通わせてもらえなかった。



生活費その他やらのかかる一人暮らしは、親にとっては日本だろうがドイツやスイスだろうが、結局は余計に金のかかることだった。



大学に行かせてもらえるだけありがたいと思わなきゃ本当にダメだ。







しかし...



なんで今私はスイスで学生してるんでしょう。



しかももうじき5年目に突入。



謎ですなぁ。







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# by schuhschnabell | 2006-07-26 22:46 | チューリヒ大学の制度