チューリヒ大学に留学中の周シュナーベルです。このブログではスイスに関する無駄(?)知識や私の大学生活を紹介します。


by schuhschnabell

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怪しい雲行き

みなさん、おっひさっしぶっり~! 



(絵文字なぞ使ってみる...)



いろいろあったのかなかったのか、しばらくブログを休んでおりました。(新年の抱負はどこへやら...。)



このブログに足を運んでくれるみなさん、コメントをくださるありがたいみなさん、いつも応援ありがとう。



今の私の頭の中は、クルマと修士論文のことしかないというぐらい単純にできています。



なのでとりあえず運転免許の続きを書きます。



ちなみにスイスは南以外、今とても天気が不安定で、雪なんか降っちゃったりしています。



どうせ降るなら冬に降ってくれよ、



とつぶやいてみる今日この頃。



今回も絵なしです。







私はその赤ワイン色の車の教官(これから赤ワイン教官と呼ぶ)のもと、週三回の教習を申し込んだ。



そのときは大学が夏休みで、時間が豊富にあったのだ。



しかし、週三回の教習ということは、週に三日もワキが洪水に見舞われるということだった。



初めての教習の後、どっと気疲れがでたが、私は確かになにかしらの達成感を味わっていた。







2回目、3回目...と回を重ねるごとに、私はすでに教習が始まる数時間前から、すごくストレスを感じるようになっていった。



ミスをすれば嫌な顔をされる。



でも運転したことないのだから、ミスは絶対つきまとう。



私は赤ワイン教官の前では一度も、エンストなしで車を発進させられなかった。



マニュアル車は初めはむずかしいもので、アクセルとクラッチをうまい具合に踏んだり離したりしないと、すぐにエンストしてしまう。



信号が赤になって車を停車させなければいけなくなると、発進の際の失敗が怖くて、私はいつもものすごい緊張状態になった。



そして早く車を発進させなきゃと気持ちが急ぐがあまり、青信号になると私はクラッチをすぐに離してしまい、ガクっと車はエンスト。



「早くキーを回して!」



言われたとおりにキーを回すと、教官がむっつりと黙ったまま車を発進させた。









車線の引かれていない道を走る時、対向車とすれ違うのが怖かった。



「車線が引かれていないと、なんだかぶつかりそうでこわいよね。」



私はふと赤ワイン教官に言ってみた。



すると赤ワイン教官は馬鹿にした感じで答えた。



「は?なんで怖いの?みんな誰でも普通に公道走ってるじゃないか。なんで誰でもできることができないの?」







赤ワイン教官との教習が5回目、6回目を迎えたとき。



私は教習の後いつも、すごく泣いた。



教官が言うとおりに車を動かしたいのにできない。



できないとすぐに教官からの批判が飛ぶ。



私はいつも教官の言うことをよくわかろうと心がけた。



教官の言葉に、いつも「はい」ときちんと返事もした。



自分はがんばっているんですよって、教官にわかってもらいたかった。



でも、教官の目には、私は「ダメな生徒」にしか映らなかった。



こっちはちゃんと教えてやってるのに、なんでできないんだ。



君はちゃんとやろうとしてないんじゃないか。



自分が言ったとおりになんでやらないんだ。



やろうとしてるよ。



でもやったことないから初めからうまくできないんだよ。



なんで初心者にそんなに厳しいの?



あなたは最初からなんでも出来る人だとでも言うの?







教習中はなんとかこらえてみるものの、教官と別れて一人家路に着く途中、堰を切ったかのように涙がぽろぽろあふれてきた。



周りの人に見られようがいまいが、構わなかった。



家に着いても、2時間ぐらい、教習中にミスばっかりしたこと、うまくやりたいのにできない不甲斐ない自分、それに対して怒っている教官のことが、ぐるぐるぐるぐる頭の中を駆け巡る。



とにかく悲しかった。



もういやだ。



この教官のもとでは、もう習いたくない。



出来れば教官の顔ももう二度と見たくない。



私は次の教習で、赤ワイン教官との教習を打ち切る旨を言うことにした。



しかし、すんなりと事が運ばないなんて、そのときは思っていなかった。







あ~、なんかウツ気味の記事になっちゃったけど、あの時は本当にどん底でした。

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ジェシカ アルバ
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by schuhschnabell | 2008-03-26 22:29 | 運転免許への道